アジア制覇の浦和が0-2敗戦 ホームで鳥栖相手に決定機を決め切れず

鳥栖に敗戦の浦和【写真:徳原隆元】
鳥栖に敗戦の浦和【写真:徳原隆元】

ACL帰りの浦和、中3日の鳥栖戦で痛恨の2失点

 浦和レッズがサガン鳥栖をホームに迎え撃った5月10日のJ1リーグ第10節は、鳥栖が後半に2点を奪って2-0の勝利。浦和はアジア王者に輝いた直後のゲームで手痛い敗戦を喫した。

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 浦和はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第2戦で優勝を決めてから中3日のゲームにスタメンを4人変更。主将のDF酒井宏樹は登録メンバーを外れ、FW興梠慎三やMF小泉佳穂、MF関根貴大がベンチスタートになった。

 序盤から鳥栖が左サイドに人数をかけながら前進し、浦和陣内で進める時間を長くした。前半16分にはMF菊地泰智のミドルが飛んだがGK西川周作がセーブ。前半28分にはMF藤田直之のロングスローからDF田代雅也がヘディングを放つも、これも西川がファインセーブした。

 次第に浦和が敵陣に入り込む時間を長くすると前半終了間際にはMF大久保智明のシュートをGK朴一圭が弾いたところにMFアレックス・シャルクが詰めたものの押し込むことができず、決定機を逃して0-0でハーフタイムに入った。

 後半は浦和がボールを持つ時間を長くしていく中で両者とも交代策を繰り出していった。そうした中での後半25分、鳥栖は左サイドからのクロスが相手に当たってゴール正面にこぼれたところ、途中出場のMF長沼洋一が放ったミドルが決まり1点を先制した。

 浦和のマチェイ・スコルジャ監督はすでに興梠と関根を送り込んでいたところ、失点直後に小泉を投入。しかし後半30分、ビルドアップに顔を出した小泉のワンタッチパスがズレて相手ボールになり、その攻撃でMF手塚康平に決められる痛恨の追加点。興梠にもなかなかゴール前の良い形でボールは渡らず、そうした部分も明暗を分けて2-0で鳥栖が勝利した。

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