セビージャ指揮官、次節対戦の同郷メッシを絶賛 「バロンドールはメッシ専用と別用があるべきだ」

現在リーグ4位につけるセビージャ 本拠地バルサ戦勝利で2位浮上のチャンス

 日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャは現地時間6日、リーガ・エスパニョーラ第11節の本拠地バルセロナ戦に臨む。その前日記者会見でアルゼンチン出身の知将ホルヘ・サンパオリ監督が「バロンドールは二つあるべきだ。メッシ専用のものと、別の選手用のものとね」と、同郷の相手エースを絶賛したとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

 今季リーガは10試合終了時点で、当初予想されたバルサ、レアル・マドリード、アトレチコ・マドリードの“3強体制”とは少々違う様相を呈している。その象徴はセビージャだ。6勝1分3敗の勝点21でセビージャは4位。5日の試合でアトレチコが0-2で敗戦しており、昨季スペイン2冠王者のバルサを下せば、セビージャが2位に浮上するチャンスが巡ってきた。それでもサンパオリ監督は「多くの称賛を集めるほどの価値があるとは考えていない」とクギを刺した。

「我々が正しい方向性で試合に臨まないと、日曜日(バルサ戦)はとても難しい試合となるだろう。世界で2つある最高のチームの一つと対戦する時は、集中力を切らせてはならないからね」

 そう語ったサンパオリ監督は「バルサは世界最高のチームの一つだ。それはポゼッションだけではない。彼らは今やメッシ、スアレス、ネイマールの3トップを見出し、より直線的な攻撃を仕掛けるチームになっている」と相手を称えた。

 

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