久保建英、ここまでの自己採点は? ソシエダでシーズン最多7ゴール「いい意味でもっと上を目指したい」

ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】

ここまでの自身を6~7点(10点満点)と評価

 日本代表MF久保建英は、ラ・リーガ(スペイン1部)4シーズン目のレアル・ソシエダで覚醒しつつある。名門バルセロナ、レアル・マドリード、数々のスペインクラブを経てたどり着いた現在地を、衛星放送局「WOWOW」が特集で独占インタビューしている。

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 現在21歳の久保は、バルセロナの下部組織出身。日本のFC東京、横浜F・マリノスでプレーしたのち、レアルへ完全移籍する。マジョルカへ2度、そのほかビジャレアル、ヘタフェへのレンタルを経て、2022年にソシエダへとやってきた。

 レンタル先で苦労した期間も多かった久保だが、ソシエダで2トップの一角を務めるなどプレーの幅を広げる。培ってきた守備能力も評価され、今シーズンここまで4位をキープするチームの主力として活躍中だ。

 自身最多のシーズン7ゴールを決めている久保を、衛星放送局「WOWOW」が特集。ラ・リーガ最終節まで残り6試合を切ったなか、その心境に迫っている。

 インタビュー当時(10試合を残した状態)で、久保は自身の自己評価を6~7点(10点満点)と明かす。「終盤戦に入って、逆にみんなの気持ちが1つになった。今は上り調子」とチームの士気は高まっていると分析した。

「今レギュラー組も(怪我から)復帰してきて、争いも熾烈になって、僕が出られるか分からないという気持ちではいたんですけど。今は僕がいいプレーをして、レギュラーの一員としてチームに貢献できている。いい意味でもっと上を目指したいと思えた」

 久保はチームへの充実感を述べつつ、「同い年で、海外で活躍している選手がいる。負けたくないなという気持ちでやることで、結果が付いてくるようになった」と精神面でのモチベーションを話した。

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)への出場意欲をこれまでの数々の取材で明かしている久保。ソシエダは、このままいけば来季CL出場権を獲得できる4位以上でのフィニッシュが見えてくる。大きな志を胸に、まだ21歳の若武者は夢を追い戦い続けている。

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