レスター監督が岡崎を一時起用せず後悔? 「シンジという偉大な選手を取り戻せた」

ラニエリ監督が“守備的FW”の重要性を再認識と語る

 レスターのクラウディオ・ラニエリ監督がプレミアリーグ2試合連続で先発出場を果たした日本代表FW岡崎慎司の重要性を「再発見した」と振り返っている。英地元紙「レスター・マーキュリー」が、「岡崎はレスター・シティにとってカンテと同じぐらい重要と、ラニエリが言う」と報じている。

 29日の第10節トットナム戦(1-1)で先発出場を果たした岡崎は、第9節のクリスタル・パレス戦(3-1)のようにゴールを決めることはなかったが、存在価値の高さを証明したという。「オカザキは圧倒的な運動量で前線と中盤の守備ラインの間を動き、時には自陣に深く引いて守備陣を助けることを、またしても我々に印象づけた」と、記事では日本人FWの奮闘を讃えている。

 一方、昨季リーグ優勝を果たしたチームで中盤に君臨し、ボールをことごとく奪っていたフランス代表MFエンゴロ・カンテは今夏チェルシーに移籍。その不在が、キングパワー・スタジアムで惜しまれている。

「シンジは我々にとって、とても重要な存在だ。彼はハードワーカーで、相手の脅威になる。我々の中盤を支えてくれるんだ。今季彼を使わなかった時に、私は偉大な選手を2人失ったんだ。シンジとカンテだ。今になって、シンジという偉大な選手を取り戻すことができた」

 クラウディオ・ラニエリ監督は正直に、岡崎を先発から一時外していた時の選択を後悔している様子で語ったという。岡崎とカンテの守備面での貢献が、昨季奇跡の優勝を導く高速カウンターを実現していた。

 

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