堂安律はフライブルクの“必要不可欠な武器” 相手ゴール前で脅威をもたらす“好スタッツ”に注目

アルフォンソ・デイビスとマッチアップする堂安律【写真:Getty Images】
アルフォンソ・デイビスとマッチアップする堂安律【写真:Getty Images】

CL出場権獲得も視野に…バイエルン戦でもチーム最高評価

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指すドイツ1部フライブルクで日本代表MF堂安律が絶大な存在感を示している。

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 24歳のレフティーは昨夏にオランダ1部PSVから完全移籍でフライブルクに加入。ここまでリーグ戦全試合に出場して4得点5アシスト。カップ戦も含めれば公式戦38試合に出場とチームの中心選手として活躍している。

 現地時間4月8日のブンデスリーガ第27節バイエルン・ミュンヘン戦は0-1で惜敗したが、堂安は王者相手にポスト直撃のシュートを放つなど惜しい場面を作り出していた。ドイツ紙「Suedkurier」の選手採点では「1.5点」のチーム最高評価(ドイツでは1が最高)を受け、「圧倒的なパフォーマンス」「フライブルクのシャツを着た最高の選手だった」と絶賛された。

 積極果敢に相手ゴールに迫るアグレッシブなプレーでチームを牽引する堂安。データ会社「オプタ」によれば、今季公式戦において敵陣のペナルティーエリア内におけるドリブル数は29回で、フランクフルトのフランス代表FWランダル・コロ・ムアニと並んでブンデスリーガ所属選手の中でトップの数字だという。堂安のドリブルによる打開はフライブルクにとって欠かせない武器となっている。

 フライブルクは27試合を終えたブンデスリーガで5位につける。4位RBライプツィヒとの差はわずか1ポイントで、来季のCL出場権獲得を視野に入れている。また、国内カップ戦のDFBポカールでは準々決勝でバイエルンを撃破してベスト4に駒を進めている。堂安は好調のチームをさらなる高みへと導くことができるだろうか。

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