今季、負傷も重なりスランプに陥るルーニー　開幕戦以来、公式戦13試合ノーゴール

　マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーは今季レギュラーの座を失い、セリエAインテルへの移籍話が浮上するなか、ジョゼ・モウリーニョ監督は「彼はどこにも行かない」と主将の残留を明言している。英公共放送「BBC」が報じた。

　不振が続くルーニーは9月18日のワトフォード戦以降、スタメンの座を失う苦境に立たされている。去就問題が飛び交う大黒柱について、ポルトガル人は「そこに問題は全くない。だが、君たちは新聞を売る必要がある。ルーニーはトッププレーヤーだ。我々にとっても重要な選手。彼はどこにも行かない。我々は彼のことが好きだし、彼もそうだ。彼はベンチにいるから不満というわけではない。だが故障しているので、幸せではない」と語った。

　ルーニーは今季開幕戦で決めた1得点のみで、直近の公式戦13試合はノーゴールと重度のスランプに陥っている。サポーターやメディアで不要論が沸騰するなか、指揮官は残留を強調している。負傷から復帰したルーニーはかつての実力を見せることができるだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images