岡崎の存在は「レスターの目覚まし時計」 指揮官がその影響力を独特の表現で称賛

BBCの週間ベストイレブンに1トップで選出 ゴールに加えてタフネスぶりも披露

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は1カ月ぶりのリーグ戦先発となった22日のクリスタルパレス戦(3−1勝利)でゴールを決めるなどの活躍を見せた。クラウディオ・ラニエリ監督は岡崎について「レスターの目覚まし時計」と独特の表現で称賛している。米衛星放送「ESPN」が報じた。

 岡崎は昨季レスターの奇跡の優勝に貢献したが、FWイスラム・スリマニ、アーメド・ムサの加入で今季出場機会を失った。だがパレス戦で先発起用されると、千載一遇のチャンスで存在感を発揮。英公共放送「BBC」で週間ベストイレブンに1トップで堂々選出された。試合を決定付けるゴールをはじめ、攻守両面で奮闘しており、11.66キロという走行距離は今季のヴァーディ、スリマニの2トップの平均走行距離を1キロ以上上回るタフネスぶりも見せつけたという。

 新加入選手と不動のヴァーディを優先起用し、岡崎を冷遇していたラニエリ監督は侍ストライカーの実力を再評価している。

「彼はハードワーカーだ。ゴールの近くにいないこともあるが、ボックスの近くにボールが入ればシンジはいつもそこにいる」

 

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