レスター岡崎が難敵トットナム撃破へ自信 「自分たちはチーム一丸になって戦える」

昨季優勝決定の瞬間は「大切な思い出」

「前のシーズンは自分たちがトップだったけど、トットナムはとても強かった。彼らはあまり負けてなかったし。自分が覚えているのは、チェルシーとトットナムが2-2で引き分けて、リーグ優勝した時のことだね」

 その日、試合のなかったレスターイレブンは、エースFWジェイミー・ヴァーディの自宅に集まって歓喜の輪を作った。しかし、それはもう過去のことだと岡崎は語る。

「それはとても大切な思い出だけど、きっとそれは、トットナムにとって次の土曜日に自分たちを倒そうというモチベーションになってくる。だから、ものすごくタフな試合になると思う」

 とはいえ、昨季王者としては敵地での戦いでも簡単に屈するつもりはない。「彼らは若いし、とても個人能力も高い。高いパフォーマンスのレベルをいつも見せている。でも、自分たちは勝てると思う。チーム一丸になって戦えるからね」と自信も見せている。

 昨季までのヴァーディとの名コンビか、アルジェリア代表FWイスラム・スリマニとの新2トップか、それともスーパーサブとして出番を待つのか――。いずれにせよ、岡崎がレスター浮上のキーマンとして現地でも注目されているのは間違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド