負傷者続出で“野戦病院化”が進むバルサ フランス代表DFも全治3週間の離脱
王者を襲う負の連鎖… DFマテューも右足を負傷する事態に
バルセロナはスペイン代表MFアンドレス・イニエスタや同代表DFジェラール・ピケら主力に、負傷者が相次いでいる。そうしたなかで現地時間25日に行われたカタルーニャ・スーパー杯決勝で、フランス代表DFジェレミー・マテューまで全治3週間の負傷に見舞われ、チームはさらなる“野戦病院化”が進んでいる。
マテューはエスパニョールと行われた同試合に先発出場。しかし、後半途中に右足ヒラメ筋を痛めたことによって、交代を余儀なくされた。クラブ公式サイトによると、翌26日にメディカルスタッフが精密検査をした結果、全治3週間の診断が下ったという。
ここ数週間、バルサはケガ人が続出する負の連鎖に陥っている。エースFWリオネル・メッシは股関節の肉離れから戦列復帰してゴール量産態勢に入りつつあるものの、今月のAマッチウィークではスペイン代表DFジョルディ・アルバと同代表DFセルジ・ロベルトが負傷。そしてオランダ代表GKイェスパー・シレッセンも、代表活動中に右足首を痛める事態となった。
悪循環はリーグ再開後も続いている。19日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)マンチェスター・シティ戦は4-0の快勝を飾ったものの、ピケが右足首、戦列復帰したアルバが再び左足を痛めて、それぞれ全治3週間と2週間の診断が下った。極めつけは23日のリーガ第9節バレンシア戦(3-2)の試合序盤に、イニエスタが相手マーカーのタックルで右ひざ靭帯にダメージを負い、全治6週間から8週間の重傷で長期離脱が決まった。
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