「ジェノアの一員」「汚点を作った」「失敗作」 イタリア3大紙が大失態の本田を滅多斬り

シュート数、1対1の勝利数、前方へのキーパスがいずれもゼロという悲しいデータも

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は25日の敵地ジェノア戦で今季初先発出場を果たしたが、前半11分の先制点に絡む大失態に加え、攻撃面で全く見せ場を作れないまま後半17分に途中交代となった。イタリア3大紙からは「ジェノアの一員」「汚点を作った」「失敗作」など酷評の嵐。シュート数、1対1の勝利数、前方へのキーパスがいずれもゼロという悲しいデータも紹介される始末だった。同僚DFパレッタが一発レッドカードで退場となったが、本田に単独ワーストの評価が下されるなど悲惨な状況となっている。

「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、62分間プレーした本田の不発ぶりをデータの観点から分析。「本田は昨日シュート0本、1対1に勝ったのも0回、攻撃的な前方へのパスも0本。サッカーは数字だけではないが……」と呆れ果てた様子でレポートしている。

 そして、採点は5点の低評価だった。「このスタジアムでのジェノア戦で、イタリアでの初ゴールを決めた。彼の意識はジェノア人。彼がニンコビッチにプレーをさせていた」と寸評は辛辣だった。本田はCSKAモスクワ移籍1年目の2014年4月6日の敵地ジェノア戦でセリエA初ゴールを決めていた。だが今対戦では、前半11分にミランDF陣がオフサイドトラップを仕掛けるなか、ただ1人取り残され、FWニンコビッチの先制点を許す戦犯となった。

 本田の背信プレーは“ジェノアの一員だった”と形容されている。最高得点はMFボナべントゥーラの6.5。最低点は一発レッドで退場したパレッタの4点だった。

 

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