アザールの去就が久保の未来に影響? スペインメディア言及「レアル復帰の扉を閉ざす可能性が…」
アザールの代役候補はディアス、久保、アリバスの3人か
スペイン1部レアル・マドリードの元ベルギー代表MFエデン・アザールは、2024年6月末に迎える契約満了を前に退団の可能性が報じられているが、本人は現行契約の全うを希望していると伝えられた。これが日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)の未来にも影響するかもしれないと、スペインメディア「fichajes」が指摘している。
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2019年にイングランド1部チェルシーから移籍金1億ユーロ(142億円)で加入したアザールだが、負傷も多く、十分な活躍ができず。今年2月にレアルと話し合いの場を持った際、アザールはクラブとの契約を全うできる権利があることを確認した一方で、レアルとしては2021年から投資の回収を考えており、アザールを放出して移籍金を得たい考えがあるとされている。
アザールは、ベルギー公共放送「RTBF」で「ここに残りたいとずっと言ってきた」と発言。これらを受け、スペインメディア「fichajes」は「エデン・アザールがレアル・マドリードとの契約を全うしたいという願望は、ブラヒム・ディアス、タケ・クボ、セルヒオ・アリバスのような選手のレアル復帰の扉を閉ざす可能性がある」と指摘している。
スペイン代表MFディアスは2020-21シーズンからイタリア1部ACミランへ期限付き移籍中。久保は周知のとおり、今季からソシエダへ完全移籍(保有権50%はレアルが保有)、セルヒオ・アリバスはレアルBチームにあたるカスティージャ所属の21歳MFだ。
「レアル・マドリードはブラヒム・ディアスがアザールの代役になることを望んでいるが、(ディアスがミラン本拠地)サン・シーロに残ることを選択した場合、日本人のタケ・クボを取り戻すか、カスティージャのセルヒオ・アリバス昇格させることに賭けるだろう」
久保はレアルや下部組織時代を過ごしたFCバルセロナへの“復帰”も噂されるが、果たしてシーズン終了後に動きはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)