モウリーニョ監督、久保所属のソシエダに勝利もストライカー不足に嘆き 「バイエルンのベンチには…」
モウリーニョ監督は「私たちのベンチには1人しかストライカーがいなかった」と言及
イタリア1部ASローマは、3月9日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16第1戦でスペイン1部レアル・ソシエダと対戦して、2-0で勝利した。ローマを率いるポルトガル人のジョゼ・モウリーニョ監督は、勝利とは裏腹に自チームの攻撃のオプションを嘆いた。ポルトガルメディア「Mais Futebol」が報じている。
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ローマは前半13分にイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィのゴールで先制すると、後半42分にもアルバニア代表DFマラシュ・クブラが追加点を挙げて2-0で勝利した。先発させたエル・シャーラウィのゴールで先制したことについて、「戦略」と語るモウリーニョ監督だが、ストライカーのオプションの少なさに頭を抱えているようだ。
「あれは戦略だったが、簡単な選択ではなかった。私たちのベンチには1人しかストライカーがいなかったからね。私たちは(ノルウェー代表FWオラ・)ソルバッケンもELでは使えないからね」
前日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の試合では、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンがフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に2-0で勝利。ローマの現状とドイツ王者のベンチとの違いをモウリーニョ監督は口にした。
「昨日の試合でバイエルンは、(セルジュ・)ニャブリ、(レロイ・)サネ、(サディオ・)マネをベンチに置いていた。彼らのうちの1人でいいから欲しいよ」
ただ、モウリーニョ監督は試合を振り返り、「私たちは組織力、努力とピッチ内の共感というメリットがあった。強いメンタリティーが必要で、ボールがない時もゲームをコントロールできた。試合の終わらせ方をコントロールしないといけない時間帯に挙げることができた2点目、これは重要になるかもしれない」と、追加点を挙げられたことに胸を張った。
昨季、ローマを初代UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)優勝に導いたモウリーニョ監督は、与えられている選手たちとともに、ELをどこまで駆け上がるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)