W杯で”株上昇”の21歳FW、CLの大舞台で2G1A…躍動ぶりに海外反応「相手のバックラインを常に恐怖に陥れた」

ベンフィカFWゴンサロ・ラモス【写真:ロイター】
ベンフィカFWゴンサロ・ラモス【写真:ロイター】

21歳のゴンサロ・ラモスがクラブ・ブルージュ戦で2ゴール1アシスト

 ポルトガル1部ベンフィカは現地時間3月7日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2戦でベルギー1部クラブ・ブルージュと対戦し、5-1で勝利を収めた。2戦合計スコアを7-2とし、次のステージへの切符を勝ち取ったなか、海外メディアでは「負けん気を発揮」と、この試合で2ゴール1アシストを記録したポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスに注目している。

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 現在21歳のラモスは2014年にベンフィカの下部組織に入団すると、2020-21シーズンにトップチームに昇格。今季は公式戦34試合で23ゴール9アシストをマークし、チームの攻撃を牽引する存在として活躍をしており、ポルトガル代表の将来を担うストライカーとされている。

 昨年行われたカタール・ワールドカップ(W杯)では、ラウンド16のスイス代表戦で、FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)に代わりスタメン出場果たすと、ハットトリックを達成。カタールW杯で評価を高めた若手選手の1人として注目を集めた。

 クラブ・ブルージュ戦に2トップの一角でスタメン出場を果たしたラモスは、前半38分にMFラファ・シウバの先制ゴールをアシスト。その後、同アディショナルタイムと、後半12分にそれぞれゴールを決め、5-1の快勝に貢献をした。

 そんななか、衛星放送「ユーロスポーツ」では、ラモスをマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出し、「ゴンサロ・ラモスはその負けん気を発揮した」と、2ゴール1アシストの活躍を伝えた。

 また「スペースを見つけ、ギャップを作るという点で、常に誰よりも一歩先を行っているように見えた」とゴール以外の動き出しの部分を評価し、「ブルージュのバックラインを常に恐怖に陥れた」と相手DFにとって恐怖の存在であったことを強調した。

 W杯で評価を高めたラモスだが、ベンフィカでもより存在感を発揮しており、シーズン終了後の移籍市場では大きな注目を集める選手の1人になりそうだ。

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