チームワースト3位タイの低評価… 辛口で知られる独地元紙がドルト香川に落第点

ルール紙は最下位相手にドローのチームをなで斬りに

 ドルトムントの日本代表MF香川真司が22日のブンデスリーガ第8節のインゴルシュタト戦に先発出場し、後半28分までプレーした。ピッチを広く駆け回り、追撃弾の起点になるなど奮闘したが、辛口採点で知られるドイツ地元紙からは落第点の評価を受けた。

 ドルトムントは開幕から7試合未勝利で最下位に沈むインゴルシュタットを相手に、前半にセットプレーから2点を献上し、追いかける立場となった。後半14分に、中央の香川が左サイドに展開したところから、最後はFWオーバメヤンがヘディングで押し込んで1点を返した。その後に再びリードを2点に広げられたが同24分にFWラモス、後半アディショナルタイムに途中出場MFプリシッチが意地の得点を決めてなんとかドローに持ち込んだ。

 得点にも絡んだ香川は、序盤から引いて守る相手に対してトップ下の位置にとどまらず、何度も自陣の低い位置まで引いてボールを引き出すと、ドリブルでの持ち上がりやサイドへ展開するパスで局面打開図った。配球役のMFバイグルをうまくサポートしたが、決定的な役割を果たすことはできなかった。

 

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