バルサ攻撃、格下にまさかの機能不全 「彼がいないと難しい」と現地が嘆く重要人物とは
格下アルメリアにまさかの敗戦、ペドリ不在の影響を現地メディア指摘
スペイン1部で首位のFCバルセロナは現地時間2月26日にラ・リーガ第23節でアルメリアと対戦し、0-1で敗れた。2位レアル・マドリードとの勝点差を広げる絶好のチャンスを生かせず、シャビ・エルナンデス監督も「今季最悪の試合」と振り返った。スペイン紙「マルカ」はMFペドリ不在の影響の大きさを指摘している。
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前日の試合でレアルがアトレティコ・マドリードと引き分けに終わり、勝てばその差を10ポイントまで広げるチャンスだったバルセロナ。しかし、19位のアルメリアに先制されると、追い付くことができずにそのまま逃げ切りを許した。
好調のバルセロナだったが、残留争いに身を置く相手にまさかの敗戦。「マルカ」紙は「ペドリのいないバルセロナは光が消える」とスペイン代表MFの不在が大きな影響を及ぼしていると伝えている。
「テネリフェ出身のこの選手はシャビ・エルナンデスのチームで重要な選手。彼がいないと攻撃のすべてが難しくなる。ゴールまでの最後の数メートルで明確なアイデアを欠いている」
ペドリはリーガで開幕から第21節まで全試合に出場してきた。しかし、16日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとのUEFAヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ第1戦(2-2)でハムストリングを負傷して途中交代。全治3〜4週間と報じられ、ラ・リーガ第22節カディス戦(2-0)、ユナイテッドとのELプレーオフ第2戦(1-2)、そして直近のアルメリア戦と3試合連続で欠場した。ペドリなしのチームは今ひとつピリッとしない内容の試合が続いている。
シャビ監督はペドリの代役としてMFセルジ・ロベルトやMFフランク・ケシエを起用しているが「どちらもラス・パルマスのユースからやってきた選手(ペドリ)のパフォーマンスに匹敵するものはない」と不足感を指摘されている。
現地時間3月2日にはコパ・デル・レイ準決勝第1戦でレアル・マドリードと対戦するなどビッグマッチも控えている。“光を失った”バルセロナはペドリの復帰まで持ちこたえることはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)