伊東純也は「マスタークラス」 圧巻1G2Aを現地絶賛、好スタッツでMOM選出「技術で差をつけた」

ゴールを決めたランスの日本代表MF伊東純也【写真:Getty Images】
ゴールを決めたランスの日本代表MF伊東純也【写真:Getty Images】

トゥールーズ戦で全得点に関与、3-0勝利に大きく貢献

 フランス1部スタッド・ランスは2月26日、リーグ・アン第25節でトゥールーズと対戦し、3-0で勝利した。日本代表MF伊東純也はスタメン出場を果たしたなか、1ゴール2アシストと躍動。現地メディアはこの試合で記録したスタッツに注目しながら全得点に関与したパフォーマンスを「マスタークラス」と称えている。

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 本拠地にトゥールーズを迎えた一戦で、伊東は開始早々にいきなり躍動した。右サイドハーフで先発したなか前半4分、敵陣高い位置へのこぼれ球に反応し、そのまま前に持ち出し1人をかわしてゴール前へ。最後はGKとの1対1を制して今季リーグ戦5点目をマークした。

 10月23日の第12節オセール戦以来となる得点で先制点をもたらした伊東は、さらにその3分後、中央でボールを受けた流れで右サイドのMFマーシャル・ムネツィへラストパス。これをムネツィが決めて、開始わずか7分で1ゴール1アシストと結果を残す。

 伊東の勢いは止まらず後半23分、右コーナーキックから正確なクロスを送ると、DFユニス・アブデルハミドの頭に合わせてこの日2アシスト目をマーク。同43分にピッチを退くまで軽快なプレーで攻撃を牽引し、チームの全得点に関与するハイパフォーマンスで3-0勝利に大きく貢献した。

 1ゴール2アシストと圧巻プレーを見せた伊東のパフォーマンスは現地で反響を呼び、フランスの日刊紙「ouest-france」は「伊東純也のマスタークラスに牽引され、スタッド・ランスがトゥールーズを苦しめる」と見出しを打って注目。その働きぶりを踏まえマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出している。

 同メディアによると、この日の伊東はパス成功率83%、キーパス4回、ドリブルは9回中8回成功の好スタッツをマーク。「彼はその技術的な正確さで差をつけた。守備も疲れ知らずで(18回中13回勝利)、88分間、100%の力を発揮した」と出色のパフォーマンスに賛辞が送られていた。

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