セルティック前田大然、W杯後は「別人」と現地絶賛 「真っ先に先発に名が挙がる選手」
リーグカップ決勝の先発メンバーを現地予想、前田のプレーぶりに賛辞
スコットランド1部セルティックは、2月26日(現地時間)に行われるリーグカップの決勝で宿敵レンジャーズと対戦する。この試合の先発メンバーを英紙「スコティッシュ・サン」が予想した。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
現在のセルティックには、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、DF小林友希、DF岩田智輝と5人の日本人選手が所属している。古橋は2月12日のスコティッシュカップ5回戦のセント・ミレン戦(5-1)で左肩を負傷。レンジャーズとの大一番への出場も不安視されていた。
それでも今シーズン、チームで最多得点を挙げている古橋は、18日のリーグ戦アバディーン戦(4-0)で途中出場して戦列に復帰。リーグ杯決勝にも間に合い、ピッチに立つ可能性があるようだ。昨シーズン、国内2冠を達成したセルティックは、今シーズン最初のタイトル獲得を目指すこととなる。
「スコティッシュ・サン」紙は、その試合に向けた先発メンバーを予想。4-3-3の布陣のなかで古橋はセンターフォワードに入り、右ウイングの前田、インサイドハーフの旗手とともに先発出場が予想されている。
記事では各選手の寸評を掲載。「旗手は好調で、ワールドカップ(W杯)の中断開けはすべての試合に先発出場している。日曜日のアバディーン戦では2得点を挙げており、レンジャーズ戦でも良い成績を残している。最初のオールドファーム・ダービーで中盤の選手は、2得点1アシストを記録してセルティックでの3-0の勝利に貢献した」と、伝えている。
また、古橋については「全員が口にする大きな疑問は、彼は先発する準備ができているか? だ。アメリカ・メジャーリーグサッカーのアトランタ・ユナイテッドへ移籍したギオルゴス・ギアクマキスの退団によりこれまでで最も重要な存在となっている。現時点ではキョウゴがエースだ。監督はこれだけ重要な試合を新加入のオ・ヒョンギュに任せないだろう。週末のアバディーン戦に途中出場して、日曜日の試合には準備ができていそうだ」と寸評している。
そして、前田についても「W杯後は別人のようになって戻ってきた。セルティックのファンは、前田と彼が(アンジェ・)ポステコグルー監督のチームにもたらすものを愛し始めている。彼は現在のチームで、真っ先に先発の欄に名前が挙がる選手だ。そして、先月のオールド・ファームで引き分けに導くゴールを決めた後、ダービーでの2点目を期待している」と報じた。
日本人選手たちの活躍も期待されるリーグ杯決勝に向けて、ポステコグルー監督はどのような先発メンバーを選択するだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)