スカローニ監督がインテルFWマルティネス、ナポリFWシメオネへ言葉を並べる

　アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督が、イタリア1部・セリエAで躍進する2人のFWに一目置いていると明かした。スペイン紙「マルカ」が報じている。

　コーチング講習でイタリアを訪れたスカローニ監督が名前を挙げたのは、カタール・ワールドカップ（W杯）にも召集したインテルFWラウタロ・マルティネスと、招集外だったナポリFWジョバンニ・シメオネだ。

　マルティネスはカタールW杯で6試合に出場。クラブでも公式戦16ゴールを挙げ、ゲームキャプテンを務めるなどセリエAで2位に着けるチームを牽引している。

　スカローニ監督は「ラウタロ・マルティネスは素晴らしいチームでプレーしているし、今はキャプテンとしてチームを引っ張っている。彼は常に私のファーストチョイスのストライカーであり、ワールドカップではいくつかの問題を抱えながらやってきたが、必要なときにはいつもそこにいた」と代表でも重要な存在であることを明かした。

　一方、リーグトップを独走するナポリでプレーするFWジョバンニ・シメオネについては、代表に召集できなかったことを振り返りつつ「アルゼンチンには多くのストライカーがいるが、私は彼を高く評価している」と活躍を無視しているわけではないと話している。

　スカローニ監督は、そんなアルゼンチン人ストライカーを保有するナポリの素晴らしいシーズンについても「このチームは僕が大好きなチームで、素晴らしい監督がいて、その監督が違いを生み出しているんだ」と絶賛。「ぜひ優勝してほしいね」と期待を語っていた。