第2次森保ジャパン、フル代表の対戦でもPK戦実施の可能性も?「それを含めて検討」
アンダーカテゴリーの世代ではPK戦を行う事例も
森保一監督は2月13日、2週間にわたった欧州視察を終えて帰国。3月24日に国立競技場で行われるウルグアイ代表との一戦は第2次森保ジャパンの船出となるなか、メディア取材に対応した。
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今回のキリンチャレンジカップ(杯)で、日本はウルグアイ代表、コロンビア代表と対戦する。今回の対戦相手が南米の強豪に決まったことについて、森保監督は「いつも選択肢の中で一番強い相手と戦わせてほしいと基本的に話しています。状況に応じて違う時もありますが、ウルグアイにしても、コロンビアにしても、非常に強い相手です。彼らと互角、それ以上に戦える手ごたえを持てれば、必然的にW杯の舞台でも勝っていく自信になるので、非常に楽しみにしています」と、コメントした。
欧州サッカー連盟(UEFA)が大会を増やしていることもあり、ヨーロッパの国々との試合を組むのは難しい状況だ。森保監督は、「ヨーロッパがなかなか試合できる状況じゃないですし、南米が多くなっていますが、南米のチームにしっかり勝てれば、世界でも勝てると思っています。強い相手とできることが、何よりの強化になると思う。思い切って選手個々のトライ、チームとしてやるべきことのトライをしていきたい」と語った。
キリンチャレンジ杯の位置づけについて、「ウルグアイはカタールW杯に出場していましたが、コロンビアもFIFAランク10番台ということで、我々が乗り越えていかないといけない強敵だと思っています。この2か国との戦いで、個の成長とチームの立ち上げとなりますので、コンセプトの共有、さらにどういうところを伸ばしていったらいいのかを強い相手と戦えるなかで、成果と課題を次につなげていく戦いができればと思います」と、話している。
アンダーカテゴリーの世代では、試合後にペナルティーキック(PK)戦を行うなどして、PK戦の練習もするという。通常、A代表の試合後にPK戦を行うことはないが、「全然決めていませんが、それを含めて検討したい」と、国際親善試合から過去2度のW杯のラウンド16で敗れたPK戦の強化に取り組む可能性について明かした。