セビージャ清武に逆風… 天才ナスリがサンパオリ監督との“絆”で復活宣言

 

指揮官からのラブコールを受けてスペイン行きを決断

 セビージャMFサミル・ナスリは、今季マンチェスター・シティから期限付き移籍で加入後、背番号10に相応しい才能の輝きを示している。リーグ戦では15日の前節レガネス戦(3-2)を含む、5試合2得点の活躍で日本代表MF清武弘嗣をベンチに追いやってしまった。

 圧倒的なテクニックと創造性を誇るドリブラーでありながら、シティで燻っていた29歳の天才アタッカーは完全復活に自信を見せ、闘将ホルへ・サンパオリ監督との信頼関係をキャリアのターニングポイントに挙げている。フランスのスポーツ専門局「RMCスポーツ」で語ったもの。

「監督と信頼関係を築くことができた。それは何物にも代え難い。彼とアシスタントのおかげで、僕はセビージャにいるんだ」

 ナスリは指揮官への感謝をこう語った。シティでは今季開幕前に、ジョゼップ・グアルディオラ監督に体重オーバーを理由にトップチームでのプレーを禁止される一幕もあったが、才能を認めて慰留された。だが、サンパオリ監督からのラブコールを受けてセビージャ移籍を決断したという。

 

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