首位アーセナル撃破で英注目! エバートン新指揮官が「チームを活性化」…チームは「今季最高のパフォーマンス」と絶賛

エバートンのショーン・ダイチ監督【写真:ロイター】
エバートンのショーン・ダイチ監督【写真:ロイター】

首位アーセナル撃破が浮上のきっかけになるか

 イングランド1部エバートンは現地時間2月4日、プレミアリーグ第22節でアーセナルとホームで対戦し、1-0で勝利した。首位を走るアーセナルに大金星を挙げた一戦を英紙「ガーディアン」では、「エバートンにとって今シーズン最高のパフォーマンスと結果をもたらした」と伝えている。

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 エバートンは先月26日にフランク・ランパード監督の解任を決定。同月30日には昨季までバーンリーの指揮を執ったショーン・ダイチ監督の就任を発表し、プレミアリーグ残留に向けて新たなスタートを切った。

 そんななか迎えた首位アーセナル戦。ポゼッション率70%で支配されるも強固なディフェンスラインを形成し、ゴールに鍵をかけた。中盤では、マリ代表DFアブドゥライェ・ドゥクレや、セネガル代表MFイドリッサ・ゲイェが攻守にわたり体を張ったプレーを見せると、後半15分に右サイドのコーナーキックからDFジェームス・ターコウスキーがヘディングで合わせて先制ゴールを奪った。

 アーセナルの攻撃陣を凌ぎ、勝ち点「3」を獲得したエバートン。首位撃破の一戦は英国内でも注目を集め、「ガーディアン」では、「新監督のエネルギーがチームを活性化」と、ダイチ監督の手腕を大きく評価した。

 そして同紙では、「フランク・ランパードの後任としてショーン・ダイクが就任した最初の試合は、エバートンにとって今シーズン最高のパフォーマンスと結果をもたらした」と、アーセナル撃破の一戦を伝えている。

 この試合の勝利で勝ち点を「18」としたエバートン。チームは21試合を消化し降格圏内に沈むなか、ダイチ新監督の下、浮上のきっかけとしては価値のある勝ち点「3」を獲得したといえるだろう。

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