今季プレミアリーグの自国出身選手は全体の3分の1

代表強化につながらない現状

 今季の英プレミアリーグの自国出身選手の割合が、全体の約3分の1であることが明らかになった。英国営放送「BBC」が報じた。
 英サッカー協会(FA)のグレッグ・ダイク会長は半年前に2022年ワールドカップでイングランド代表が優勝するために、プレミアリーグでより多くの自国出身選手を起用させる計画を発表したばかりだった。だが、圧倒的な資金力を誇るプレミアリーグは市場での競争力が強く、海外のスターや有望な若手を次々と獲得してきた。そのため、状況はさほど好転していない。
 英国出身選手の割合は、昨季の2013-14シーズンの32.36%から36.08%へと上昇した。だが、この約4%の上昇は英国出身ではない選手がわずか1人というバーンリーの今季昇格による影響であるとも指摘されている。それでも、所属選手の国別では、英国出身選手の割合は最多。2位のフランスは7.74%、3位のスペインが5.94%。4位はスコットランドの4.87%となっている。また、マンチェスター・ユナイッテッドが、アンヘル・ディ・マリアとマルコス・ロホを獲得したことでアルゼンチンも4.3%と割合を増やしていた。 
 今季最も英国出身選手の出場試合が少ないのは、チェルシー、ストーク・シティ、マンチェスター・シティの3クラブでわずか3選手が出場したのみとなっている。一方、最多は今季プレミアに昇格したバーンリーの13選手だった。
 さらに、昨季のプレミア全38試合に出場した自国出身選手は5選手だったというデータも紹介されている。
 自国リーグの強化が必ずしも代表強化につながっていない。イングランド代表の厳しい現状は、ブラジルワールドカップで1次リーグ敗退に終わったことが何よりも物語っている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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