躍動する“ヤング・ミラン”に本田の居場所なし? 敵地勝利で10月半ばのリーグ2位は6年ぶり

キエーボ戦では10代の2人が先発 20代前半の若手が好調の原動力に

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、現地時間16日の敵地キエーボ戦で3-1と勝利し、勝ち点で2位のローマと並んだ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、10月半ばの時点で2位につけているのは6年ぶりだと報じている。

 ミランは2010-11シーズンにセリエAを制覇した際、シーズン序盤から首位戦線での争いを続けていた。翌年は最終的に2位になったものの、やや出遅れたシーズンだった。

 そして、12-13シーズンには急激に悪化した財政事情の対策のため、FWズラタン・イブラヒモビッチとチアゴ・シウバをパリ・サンジェルマンに放出。ベテラン勢も退団し、そこから一気に暗黒期へ突入した。そのため、この時期に2位にいるのは6年ぶりとなる。

 このキエーボ戦でミランは、負傷で長期離脱する主将のイタリア代表MFリッカルド・モントリーボのポジションで18歳の新鋭MFマヌエル・ロカテッリを起用。17歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマを含めて2人のティーンエージャーがスタメン出場している。

 またDFアレッシオ・ロマニョーリ、FWスソ、FWエムベイエ・ニアングなど20代前半の若手がレギュラーポジションを掴んでおり、好調の原動力となっている。

 

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