欧州リーグ「高額移籍金ランキング」 チェルシー今冬新戦力、170億円でトップ10入り

エンソ・フェルナンデスが高額移籍ランキングにランクイン【写真:ロイター】
エンソ・フェルナンデスが高額移籍ランキングにランクイン【写真:ロイター】

エンソ・フェルナンデスは歴代6位の高額移籍に

 イングランド1部チェルシーは、今冬の移籍市場最終日となった現地時間1月31日にポルトガル代表1部ベンフィカから、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスを完全移籍で獲得したことを発表した。

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 ベンフィカが同日に発表した声明によると、チェルシーに対して1億2100万ユーロ(約170億円)でフェルナンデスの保有権すべてを譲渡。それに加えて代理人への手数料や、前所属のアルゼンチン1部リバープレートへの連帯貢献金などが支払われるとしている。

 そんななか、アルゼンチンメディア「TyCスポーツ」が「エンソ・フェルナンデス、サッカー史上最も高価な選手のトップ10に入る」と、フェルナンデスの高額な移籍金に注目をし、これまでの移籍金TOP10に入っている選手たちを紹介している。

 1位には、2017年にFCバルセロナからフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に2億2200万ユーロ(約310億円)で移籍したブラジル代表FWネイマールが君臨。2位には、17年に19歳の若さでフランス1部ASモナコからPSGに加入したフランス代表FWキリアン・ムバッペが1億8000万ユーロ(約250億円)で続いている。

 3位は、17年にドイツ1部ボルシア・ドルトムントからバルセロナへ1億4000万ユーロ(約200億円)で移籍したフランス代表FWウスマン・デンベレがランクイン。4位には1億3500万ユーロ(約190億円)でイングランド1部アストン・ビラに所属する元ブラジル代表FWコウチーニョ(リバプール→バルセロナ/18年)の名前が挙がった。

 そのほかには、21年にアストン・ビラからマンチェスター・シティにイングランド人最高価格となる1億1750万ユーロ(約165億円)で移籍したイングランド代表MFジャック・グリーリッシュや、18年にスペイン1部レアル・マドリードからイタリア1部ユベントスに1億1700万ユーロ(約165億円)で加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらがランクインしている。

 近年の移籍市場では高額な移籍金での取引が多く行われているなか、プレミア初挑戦となるフェルナンデスは、ワールドカップ王者としてイングランドの地で移籍金に見合った活躍を披露することができるだろうか。

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