チェルシーが新監督をフランクフルトから招聘? 独記者が見解「昨夏にもドアをノックしていた」

フランクフルトのオリバー・グラスナー監督【写真:ロイター】
フランクフルトのオリバー・グラスナー監督【写真:ロイター】

フランクフルトのグラスナー監督への興味が明らかに

 イングランド1部チェルシーは成績不振で苦しんでいるなか、日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠が所属するドイツ1部フランクフルトのオリバー・グラスナー監督の招聘に関心を示しているようだ。

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 チェルシーは今季開幕直後にトーマス・トゥヘル前監督を解任。日本代表MF三笘薫が所属するブライトンからグラハム・ポッター監督を引き抜いて後任に据えた。しかし、ポッター新体制でも苦戦は続いている。

 プレミアリーグでは第14節で指揮官の古巣ブライトンに1-4で敗れると、そこから一気に3連敗。年明けにも連敗を喫し、直近11試合の成績は2勝4分5敗で10位に沈んでいる。リーグカップとFAカップはいずれもマンチェスター・シティに敗れている。

 ポッター監督への風当たりは強くなっているなか、ドイツ紙「ビルト」のクリスティアン・フォーク氏によれば、フランクフルトを率いるグラスナー監督がチェルシーの監督候補リストに名を連ねているという。同氏は「バイエルンと1-1で引き分けたフランクフルトの戦術的パフォーマンスは素晴らしかった。チェルシーはすでに昨夏にもグラスナーのドアをノックしていた。(チェルシーのオーナー)ベーリーはフランクフルトでヨーロッパリーグ(EL)を制覇したグラスナーの手腕に感銘を受けている」とチェルシーのフロントがグラスナーの手腕を高く評価しており、昨年の夏から継続的に追い続けていると明かした。

 グラスナー監督は母国オーストリアのクラブでの実績を積み、2021-22シーズンにフランクフルトの監督に就任。1年目はブンデスリーガで前季の5位から11位へと順位を落としたが、ELで優勝を成し遂げていた。今季はここまで5位とチャンピオンズリーグ出場権獲得を視野に入れている。

 チェルシーがポッター監督に見切りをつけることがあれば、このオーストリア人指揮官がステップアップを果たす可能性があるのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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