注目株のブライトンMFが退団希望を異例の“SNS公言” アルテタ監督のコメントは?「何かが完了するまで…」

ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド【写真:ロイター】
ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド【写真:ロイター】

カイセドがSNS更新「私がどれだけ素晴らしいチャンスを掴みたいかを理解してくれるのを願っています」

 イングランド1部ブライトンに所属するエクアドル代表MFモイセス・カイセドは、クラブ退団への希望をSNS公言し、話題を呼んでいる。異例の発言に英メディアや現地記者もさまざまな反応を見せている。

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 チェルシーやアーセナル、リバプールからオファーの噂があったカイセド。先日にはアーセナルから6000万ポンド(約96億円)の誘いもあったとされている。

 そんななか、カイセドは自身の公式インスタグラムを更新。「私の夢は、エクアドルの歴史上、最も有名な選手になることです」と自身の目標を語ると「ブライトンに史上最高額の移籍金をもたらし、それを再投資してクラブの成功を継続させることができることを誇りに思う。ファンには、私がどれだけこの素晴らしいチャンスを掴みたいかを理解してくれるのを願っていますし、これからもずっと僕の心の中にいてくれるだろう」と移籍への意欲を明らかにしたのだ。

 ミケル・アルテタ監督はこのSNS投稿について聞かれ「何かが完了するまで、どの選手についてもコメントするつもりはないことは知っているだろう。すまない」と言及を控えている。

 またこの投稿を英メディア「スポーツ・バイブル」も取り上げ「アーセナルからの6000万ポンドの入札を受け、ブライトン退団を希望することを公言」と反応。また英紙「デイリー・エクスプレス」のライアン・テイラー記者も「ブライトンを離れることを望んでいると認めた」と自身のツイッターでコメントした。

 カイセドを狙うアーセナルは、現地時間1月27日のFAカップ(杯)4回戦マンチェスター・シティ戦(0-1)でガーナ代表MFトーマス・パーティが負傷交代。躍進を支えていた中盤の要が離脱する可能性も出てきたなか、アーセナルがさらなる圧力をかけることになれば、カイセドの去就話も加速していくかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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