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原口PK献上も独紙はチーム2位タイの高評価 「ヘルタの中でも素晴らしい調子の選手だ」
前半はほぼ全部のチャンスに絡んだ原口 チームをけん引するパフォーマンスを披露
日本代表FW原口元気は14日のブンデスリーガ第7節の敵地ドルトムント戦で、開幕から7試合連続の先発フル出場を果たした。後半に香川真司のボレーシュートを手でブロックしてしまい、11日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストラリア戦に続くPK献上のシーンもあったが、攻撃面ではチームをけん引するパフォーマンスで独地元メディアからも高評価を受けている。
特に前半はヘルタのチャンスシーンほぼ全てに原口が絡んでいた。
前半16分にはヘルタがハーフウェイライン付近の自陣左サイドでボールを奪うと、原口がドリブルを開始する。そのままサイドを駆け上がり、対面のDFパスラックを振り切って中央に進撃。ゴールまで25メートルほどの位置までボールを運ぶと相手DFに倒されて直接FKを獲得した。DFプラッテンハルトのシュートは壁に当たるも、その流れから原口が今度は左サイドからファーサイドへグラウンダーのクロスを供給。ゴール上に外れたが、MFエスヴァインの惜しいシュートを演出した。
これだけでは終わらない。同30分には左サイドで最終ラインの位置まで下がってボールを受けると、前線へ正確なフィードを送り、DFの背後に抜け出したMFシュトッカーの足元にピタリと合わせた。その2分後には左から右への大きなサイドチェンジで駆け上がるエスヴァインにパスを送り、三度シュートに持ち込む展開を生み出した。いずれもゴールには繋がらなかったものの、前半だけで4度の決定機に原口が関与していた。
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