13年ぶり2回目のルヴァン杯制覇を狙う浦和 準決勝ハットの興梠が別メニューも”自己流調整”を強調

因縁のG大阪と、再びホームでタイトルを懸けた一戦

 ルヴァン杯決勝のガンバ大阪戦を明日に控えた浦和レッズは、14日に決勝会場の埼玉スタジアムで前日練習を行った。紅白戦では9日に行われた準決勝第2戦のFC東京戦(3-1)でハットトリックをマークしたFW興梠慎三が外れて別メニュー調整となったが、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の許可を得た自分流の調整だと話し、問題がないことを強調した。

 紅白戦の主力組のメンバーは、GK西川周作、3バックが右から森脇良太、遠藤航、槙野智章が並んだ。ダブルボランチはろっ骨骨折からの強行出場が見込まれるMF阿部勇樹と日本代表MF柏木陽介が組んだ。右ワイドにMF関根貴大、左にMF宇賀神友弥が入り、前線はFW高木俊幸、FW武藤雄樹の前にFWズラタンが入った。

 エース興梠は「僕は前日にあまりやらなくていいタイプなんで、監督からも(別メニュー調整を)OKしてもらった。コンディションもいいまま、変わらずにやれる」と、好調を維持していると強調した。

 興梠は2014年の勝てばリーグ優勝が決まるG大阪戦を、約1カ月前の鹿島アントラーズ戦で負った腓骨骨折により万全な状態で臨めず、試合終了間際に強行出場したものの、0-2で敗れた。昨年はチャンピオンシップ準決勝のG大阪戦(1-3)を首の負傷により欠場と、タイトルの懸かるゲームに万全の状態で臨めないことが繰り返された。しかし今季は、万全な状態で決戦を控え「これを取ればタイトルという試合を楽しんで、思いっきりプレーしたい」と意気込んだ。

 

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