ドルトムント、主力10人が負傷離脱の緊急事態! ヘルタ戦で下部組織メンバーを緊急招集か

U-23とU-19チームから緊急招集する方針 香川は中2日で強行出場の見込み

 ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、14日の本拠地ヘルタ・ベルリン戦で故障者10人が出る異常事態に頭を悩ませており、下部組織の若手をベンチメンバーに緊急招集する方針が急浮上している。クラブの公式サイトが報じた。

 3位ドルトムントが2位ヘルタをホームで迎え撃つ上位対決だが、代表日程明けの強豪は野戦病院と化している。DFピスチェク、ソクラティス、スボティッチ、ドルム、ベンダー、MFカストロ、ゲレーロ、シュールレ、ロイス、FWラモスという10人の実力者が故障で戦線離脱。日本代表MF香川真司は中2日で強行先発すると、クラブの公式ツイッターは予想布陣とともにレポートしている。

 トゥヘル監督は10人欠場の危機に「我々は16人の選手を集められるかどうか分からない。観衆のサポートが必要なんだ」と嘆き節。U-23とU-19チームから緊急招集する方針と公式サイトでは報じている。

 一方、MF原口元気の所属するヘルタは現在2位と躍進している。「ヘルタはコンパクトで素晴らしい戦術を披露してくるはずだ。このチーム相手に決定機を作ることは信じられないほど難しい。もしも結果を出したいなら、ハイテンポでのプレーと我慢が必要だ。辛抱強いサッカーをするなら、カウンターでの一撃を避ける必要がある」と、トゥヘル監督は語った。

 ヘルタのカウンターを警戒するトゥヘル監督は、危機的状況でいかなるチームマネジメントを披露するのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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