プスカシュ賞の11候補をFIFAが発表、アンプティサッカーから圧巻ゴールが選出

　国際サッカー連盟（FIFA）が1月12日に2022年の「FIFAプスカシュ賞」（最優秀ゴール賞）の11候補を発表したなか、松葉杖を使って決めた衝撃バイシクル弾もノミネートされ、世界から喝采を浴びている。

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　FIFAは公式サイトで最優秀ゴールの11候補を動画とともにリストアップ。カタール・ワールドカップ（W杯）から、セルビア戦で決めたブラジル代表FWリシャルリソンのバイシクル弾、フランス代表FWキリアン・ムバッペが決勝のアルゼンチン戦で決めたボレー弾などが並んでいる。

　その中の1つが、ポーランドのアンプティサッカー（主に上肢または下肢の切断障がいを持った人々により行われるサッカー／日本サッカー協会による説明）で生まれた圧巻ゴールだ。2022年11月6日のスタル・ジェシュフ戦、ヴァルタ・ポズナンに所属するマルチン・オレクスィが右サイドからのクロスボールに反応。松葉杖を支点に豪快なジャンプを見せると、倒れ込みながらも強烈なバイシクルシュートを叩き込んだ。

　会場からどよめきが起こった一撃をFIFAの公式YouTubeチャンネルでも紹介。「なんて一撃だ」「素晴らしい」「息をのむ」「これは偉業だ」「彼に賞を与えないのはFIFAの不名誉」など称賛の声が世界中から寄せられている。

◆「FIFAプスカシュ賞」の11候補
キリアン・ムバッペ（フランス代表）
リシャルリソン（ブラジル代表　vsセルビア代表）
マリオ・バロテッリ（アダナ・デミルスポル）
ディミトリ・パイェ（マルセイユ）
アマンディーヌ・アンリ（リヨン）
テオ・エルナンデス（ミラン）
アルー・クオル（U-23オーストラリア代表）
フランシスコ・ゴンザレス・メティリ（セントラル・コルドバ）
マルチン・オレクスィ（ヴァルタ・ポズナン）
サルマ・パラジュエロ（ビジャレアル）
アレッシア・ルッソ（イングランド女子代表）