痛恨のPK献上に原口は悔し涙で自責 「僕のせい。僕が止まるしかなかった…」

思いの力をプレーにつなげてきた

 原口は、2014年6月まで所属していた浦和レッズ時代から勝っても負けても涙を流すことが多かった。負けず嫌いで知られる男は、それだけ自身の感情を込めてゲームに臨み、その思いの力をプレーにつなげてきた。だからこそ、ドイツに渡って2年以上が経って臨んだこのゲームでも、悔し涙が溢れた。

 その涙を、今度は嬉し涙に変えるため――。今や、ハリルジャパンのエースとも言える存在にのし上がってきた25歳は、ドイツに戻り自らの力を高めることを誓っている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

田口有史●写真 photo by  Yukihito Taguchi

 

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