「闘莉王TV」で三笘のドリブルをピックアップ

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間1月7日に行われたFAカップ3回戦の2部ミドルズブラ戦でスタメン出場し、5-1の勝利に貢献した。プレミアリーグで2試合連続ゴール後の一戦で決勝点をアシストしたなか、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏はドリブルでの局面打開力に注目。「あの形になれば、ネイマールよりも完成度が高い」とセレソンの大エース以上と大絶賛している。

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　闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新回はイングランドで躍動する三笘がテーマ。左サイドから切り裂くドリブルは、カタール・ワールドカップのみならず、プレミアリーグでも圧倒的なキレを見せているが、闘莉王氏は三笘の局面打開力をブラジル代表のエースに重ねていた。

「ドリブルの仕方はネイマールに似ている。奥のほうの足でボールを引っ張ってくる。あと速さという部分。（左右）両方いけるので、ネイマールに近いドリブル。ネイマールより形になったら、完成度は高い気がする」

　熟練のディフェンダーでも飛び込めない三笘のスタイルについて、フランス1部パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールに重ねた闘莉王氏。左サイドで自分の形でボールを持った場合のドリブル突破の完成度は、ネイマール以上と断言した。

　左足での細かいステップや緩急の技術も高く評価したうえで、「あの形になればですよ。世界のトップクラスに近いドリブルは持っている」と太鼓判。三笘の凄みを独自視点で徹底解説する最新回になっている。