英プレミアリーグで好調、「闘莉王TV」でブライトン三笘に注目

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は日本人史上3人目となるプレミアリーグ2試合連続ゴールを記録するなど、本格覚醒を迎えているが、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は「新10番」とサムライブルーの新エースと太鼓判を押している。

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　闘莉王氏のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」の2023年最新回のテーマはイングランドを席巻する三笘無双。愛情溢れる辛口で知られる闘将は「日本代表で一番調子がいい。新10番でいいのではないか。これからの日本代表の10番にふさわしいプレーをしてくれている。本当に嬉しいこと。一番難しいプレミアリーグ。これだけの結果は評価しないといけない。もっとワールドカップで使うべきだったんだなと思いました」と太鼓判。W杯ではスーパーサブで別次元の躍動を見せたドリブラーについて、日本代表の新たな「背番号10」に値する実力者だと大絶賛している。

アーセナル、エバートン相手に立て続けに得点を奪っているが、チームメイトから寄せられている絶大な信頼がゴールラッシュの理由と闘将は分析。アーセナル戦でのゴールに触れ、「味方からのスルーパスが凄い。信頼されているというパス。信頼がなければ、味方はそのままドリブルで（シュートを）打っていた。三笘だからパスを出してやろうとなった」と話している。

　闘莉王氏自身は現役時代にJリーグ史上初となるDFとして100ゴール以上を記録しているが、「一番難しいのは信頼。あの人にクロスを上げれば、パスをすれば何とかなる。その信頼が大事。勝ち取ることが大事。アーセナル戦を見ても、あそこで出せばなんとかしてくれる（と信頼される）三笘がいる。勝ち取ることは難しいし、実力がないと勝ち取れない」と絶賛。プレミアデビューイヤーで周囲からの信頼を勝ち取った鬼才ドリブラーの魅力を熱く語る最新回になっている。