前田大然が「完璧な活躍」 宿敵ダービー戦で電光石火弾、躍動プレー現地絶賛「死神のようなダイゼン」

前田大然がレンジャーズ戦でゴール【写真:ロイター】
前田大然がレンジャーズ戦でゴール【写真:ロイター】

宿敵レンジャーズとの伝統の一戦“オールドファーム”で先制ゴールマーク

 スコットランド1部セルティックは現地時間1月2日、スコティッシュ・プレミアシップ第20節で宿敵レンジャーズとの伝統の一戦“オールドファーム”に臨み、2-2の引き分けに終わった。日本代表FW前田大然は開始早々、電光石火の先制ゴールを奪ったなか、現地メディアは「わずか5分でインパクトを与えた」と、パフォーマンスを絶賛している。

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 リーグ戦で首位を快走するセルティックと2位レンジャーズによる上位対決で、前田がいきなり魅せた。前半5分、敵陣中央で相手FWアルフレッド・モレロスのパスをカットすると、そのまま前進。自慢のスピードで2人をかわし、最後はGKとの1対1を冷静に制して、セルティックに先制ゴールをもたらした。

 チームはその後、後半に2点を奪われ一時逆転されたものの、同43分にFW古橋亨梧が値千金の同点ゴールをマークし、2-2のドローで決着。前田にとっては、昨年12月28日に行われた第19節ハイバーニアン戦(4-0)に続く2試合連続ゴールとなったなか、英メディア「Glasgow Live」はこの日の活躍ぶりを受けて「死神のようなダイゼン」と見出しを打ち、「わずか5分でインパクトを与えた」と、賛辞を送っている。

 前線3枚の左サイドでスタメン出場した前田は得点以外でも、縦への仕掛けや果敢なプレスバックで存在感を示すなど、攻守で躍動。記事では「前半は個人戦でDFジェームズ・タヴェルニエを打ち負かし、レンジャーズに問題を引き起こすなど、完璧な活躍を見せた」と伝えられ、宿敵レンジャーズとの大一番での活躍ぶりに熱視線が注がれていた。

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