「日本との差がさらに広がる」 韓国、2026年W杯に向けた“プロセス”の懸念を指摘

韓国メディアが2026年に向けたプロセスを懸念【写真:ロイター】
韓国メディアが2026年に向けたプロセスを懸念【写真:ロイター】

韓国はベント監督が退任したのに対し、日本は森保監督に続投報道

 日本代表と韓国代表は、カタール・ワールドカップ(W杯)でともにベスト16の成績を残した。しかし、日本の森保一監督に続投報道が出ている一方で、韓国はパウロ・ベント監督が退任。韓国メディア「ファイナンシャルニュース」は、「日韓の差がさらに広がる」と嘆き節で伝えている。

 日本は“死の組”と呼ばれたグループEで、初戦でドイツ代表、第3戦でスペイン代表に2-1の逆転勝利を飾る。さらに決勝トーナメント1回戦で激突したクロアチア代表とは1-1の拮抗した戦いを展開し、PK戦の末に敗れる結果となった。

 一方の韓国代表は、グループHで初戦ウルグアイ代表とスコアレスドロー、第3戦でガーナ代表相手に2-1の勝利を飾って決勝トーナメントへ。優勝候補ブラジル代表との対戦は1-4で敗れている。

 韓国はチームを率いたベント監督が大会後に退任。日本は森保監督と再契約を結ぶ方針だと伝えられている。

 そういった状況を踏まえ、記事では「韓国サッカーは依然として、ベスト16以上の一歩を全く踏み出せずにいる」と鋭く指摘している。

「指揮官から難航している。ベント監督は大韓サッカー協会との壁は、契約期間だったと明かした。一時、韓国人監督にするという報道が相次いだが、国内ファンの強い反対に遭った。来年の青写真は現時点で不透明だ」

 記事では、韓国代表DFキム・ミンジェ(ナポリ)が、海外移籍が容易ではない韓国の状況を踏まえて「日本がうらやましい」と発言したことも紹介しており、「北中米W杯の準備でも韓国と日本には大きな違いが生まれ始めた」と嘆き節に伝えていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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