来季終了後、J2から3チームが昇格する予定

　Jリーグは12月20日、2023シーズンの各種大会方式および試合方式を発表。2024年以降のチーム数変更のため、J2降格枠は1クラブのみとなっている。

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　J3に奈良クラブとFC大阪が加わり、2023シーズンのJリーグは全60クラブに増加。現在、J1は18チーム、J2が22チーム、J3が20チーム在籍しており、24年から全てのリーグを20クラブに統一する予定となった。これに加え、大幅なリーグカップ戦におけるリーグ構造・大会方式の変更を目指し、来季の昇格クラブ数にも影響が出るようだ。

　この変更は、Ｊリーグが新たな成長戦略として掲げる以下「2つの成長テーマ」に基づいている。

（1）60クラブが、それぞれの地域で輝く
（2）トップ層が、ナショナル（グローバル）コンテンツとして輝く

　Jリーグによれば、トップカテゴリーである「J1」の価値を最大限に活用すること、リーグカップ戦の大会方式変更により、異なるカテゴリー間での試合を創出し、J2・J3の成長の起爆剤として活用することで、Ｊリーグ全体の価値向上を目指しているという。

　このため、J1は24年から20クラブ編成となる関係から、まず2023シーズンの降格は1枠となる。この変更を受け、J2からの昇格は3枠に増加。上位2クラブの自動昇格と、新たに設置された「J1昇格プレーオフ」で3位から6位のチームが残り1枠を懸けて争うことになる。

　なお、2024シーズンからはJ1から下位3クラブが自動降格、J2からJ1への昇格は23年同様となり、J3への降格は自動で下位3クラブ、J3からJ2への昇格は2クラブが自動昇格、3位から6位の昇格プレーオフで1クラブが昇格することとなった。