【W杯】セルティックから出場4選手の評価は? 前田大然は「疲れ知らずの走り屋」と賛辞
10点満点で寸評、ユラノビッチに9点の最も高い評価
カタール・ワールドカップ(W杯)は現地時間12月17日に3位決定戦のクロアチア代表とモロッコ代表の試合を行う。スコットランド1部セルティックは、クロアチア代表にDFヨシップ・ユラノビッチを送り出しているが、クラブのアンジェ・ポステコグルー監督が3位決定戦を前に、負傷により出場しないことを明言。これによりセルティックからW杯に出場した全4選手が、W杯を終えたことが決定的になった。セルティック専門メディア「セルティック・スター」は、出場4選手を採点。日本代表FW前田大然には、10点満点中8点が付けられた。
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4選手のなかで、最も評価が高いのはクロアチアの2大会連続4強進出に大きく貢献したユラノビッチ。10点満点中9点を付け、「2022年のW杯で最も驚きをもたらすブレイクをはたした選手の1人」と紹介した。また、オーストラリア代表MFアーロン・ムーイには8点、アメリカ代表DFカメロン・カーター=ヴィッカーズには7点の採点がついた。
日本代表のセンターフォワード(CF)として、ドイツ代表戦(2-1)、スペイン代表戦(2-1)、クロアチア代表戦(1-1:PK1-3)に先発出場した前田は、ムーイと並ぶ「8点」と評価された。寸評では、ドイツとスペインを破ってグループEを首位で通過した日本について「大会で最大のサプライズを起こしたチームの1つ」と報じ、「前田はサムライブルのなかで、与えられた役割を果たした。敗れたコスタリカ戦(0-1)以外でプレーしている。グループステージ残りの2試合で勝利しただけに、彼の不在が影響したのかもしれない」と、日本が喫した1敗への影響を報じた。
そして「疲れ知らずの走り屋で、そのプレッシング能力によって日本が賢く試合終盤に交代出場選手を起用するまでに相手の選手を疲れさせた。クロアチア戦では、前田自身もゴールを決めている」と、貢献度が高かったことを評価している。
セルティックではウイングで起用されることの多い前田だが、W杯での活躍を受けて、シーズン後半戦でどのようなパフォーマンスを見せてくれるか期待が高まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)