【W杯】韓国ソン・フンミン、記者の質問にしかめっ面で毅然対応が話題「そんなふうに非難しないでほしい」

韓国代表FWソン・フンミン【写真:ロイター】
韓国代表FWソン・フンミン【写真:ロイター】

ブラジル戦後、ソン・フンミンが見せた対応に注目

 韓国代表はカタール・ワールドカップ(W杯)16強でブラジル代表に1-4と敗れたなか、試合後にエースFWソン・フンミンがある記者の質問に対してしかめっ面となり、「そんなふうに非難しないでほしい」と答えるシーンが注目を集めている。韓国紙「韓国経済新聞」が伝えた。

 韓国はカタールW杯の16強でブラジルと対戦。前半7分にFWヴィニシウス・ジュニオール、同13分にFWネイマール、同29分にFWリシャルリソン、同36分にMFルーカス パケタにゴールを決められ前半に4失点。後半31分にMFペク・スンホのゴールで一矢報いたものの、1-4と敗れて大会をあとにした。

「なんて言った…ソン・フンミン、インタビュー中に真顔になった理由」と報じたのは韓国紙「韓国経済新聞」だ。「韓国代表の主将ソン・フンミンがブラジル戦後、韓国選手のパフォーマンスを指摘した外国人記者の質問に対応する姿が話題になっている」と伝えている。

 ある記者がソン・フンミンに対して「今日はとても大変な試合だった。前半戦は後半戦より良くなかったようだ。ポルトガル戦と比べ、今日の韓国代表の選手たちに何が起こったのか」と尋ねたという。記事では「韓国のパフォーマンスを指摘したもので、無礼に感じられる質問だった」と説明を加えた。

 この質問に対してソン・フンミンは、やや顔をしかめて「違う。僕たちはすべてを捧げた。そんなふうに非難しないでほしい」と回答。続けて「ブラジルは優勝候補だ。スペースを与えれば彼らはゴールを決める」「僕たちのチームの選手を誇りに思う。韓国の選手たちはすべてを注ぎ込んだし、非難したくない」「若い選手たちにとって初のW杯出場は簡単ではない。母国のために立派な仕事をした」と語り、チームや同僚を擁護したという。

 韓国のファンから「やはりキャプテン」「愚問賢答だ」などの声が出ていると紹介しており、毅然と対応したソン・フンミンの姿に反響が広がっているようだ。

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