名将ペップの若手時代はバルサ戦力外危機だった! “空飛ぶオランダ人”の大抜擢が窮地を救う

「やせっぽっちで、守備の能力がなく…」という理由でバルサから一時“不要”の烙印も

 今季からマンチェスター・シティを率いるペップ・グアルディオラ監督は、イングランドの地でも真骨頂のポゼッションスタイルを貫いている。そんな世界的名将は現役時代にバルセロナの司令塔として君臨したが、若手時代には戦力外危機にさらされていたという。それを救ったのは“空飛ぶオランダ人”だった――。

 スペイン紙「マルカ」によると、今年3月に68年の生涯を閉じたヨハン・クライフ氏の生前最後の声を収録した自伝が近く発売されるが、その中では数々の逸話を披露している。クライフ氏と言えば、1970年代に革新的なスタイルでオランダをサッカー強豪国のひとつに押し上げた「トータル・フットボール」の旗頭役になったのと同時に、指揮官としてもバルセロナで90年代初頭に「ドリームチーム」を築き上げた。

 ポゼッションをベースとしたスタイルは現在のバルサにも脈々と受け継がれており、現役時代のペップは「ドリームチーム」の中盤の底で司令塔を務めた。そんなペップだがクラブからの評価は当初高くなかったどころか、不要だと見られていたようだ。クライフは自伝でこのように記しているという。

「バルサはグアルディオラを手放したがっていたんだよ。クラブは彼のことをとてもやせっぽっちで、守備の能力がなくて、存在感を放てていないと考えていた」

 

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