【W杯】「ズーレのとこ、マジチャンスです」 本田圭佑が指摘、同点弾も“穴”から生まれる

右サイドで出場しているニクラス・ジューレ【写真:ロイター】
右サイドで出場しているニクラス・ジューレ【写真:ロイター】

日本は堂安、浅野のゴールで逆転に成功

 森保一監督率いる日本代表は11月23日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第1戦でドイツ代表と対戦。「ABEMA」でカタールW杯プロジェクトのGM(ゼネラルマネージャー)を担当するMF本田圭佑は、ドイツ代表DFニクラス・ズーレが弱点になっていると指摘している。

 日本は序盤こそ積極的な守備でドイツにリズムを作らせず、オフサイドながらFW前田大然がゴールネットを揺らすシーンも生んだが、徐々にドイツにボールを持たれて押し込まれる展開に。前半33分にMFイルカイ・ギュンドアンのPKで先制され、0-1で後半を迎えた。そして後半、3バックへの変更とMF三笘薫らの投入によってより攻撃的にシフトした日本は、同30分に左サイドの攻撃からMF堂安律が押し込んで同点に追い付くと、FW浅野拓磨もディフェンスラインの背後への抜け出しからゴール。試合終盤になっての逆転に成功している。

 本田は同点弾が生まれる前から、三笘が対峙するドイツの右サイドバック(SB)を務めるズーレが弱点になっていると指摘。「ズーレが穴なのよ、分かる? もっとそこ狙って行けって」「ズーレのとこ、マジチャンスです」と繰り返していた。

 その言葉どおりの同点弾から、逆転まで持ち込んだ日本。W杯初戦の勝ち点3獲得が近付いている。

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