「ノールーニー、ノープロブレム」 英メディアが“主将外し”でレスターに完勝のマンUを高評価

移籍後初ゴールにポグバ「満足している」

 「BBC」は「最高のポグバの片鱗を見た」として、フランス代表MFを称えている。ここまで高額の移籍金に見合うだけの活躍を見せられなかったポグバに批判が集まっていたが、この日は何度もゴール前に顔を出した。正確なパスでチャンスを演出し、自ら強烈なミドルシュートを放ってゴールを脅かした。高さを生かしたヘディングで待望の移籍後初ゴールも決めるなど、大きな存在感を示した。

 英衛星放送局「スカイ・スポーツ」のインタビューに応じた23歳は「この結果にもゴールにも、とても満足している。これが最後にならないことを願うよ」と自らのパフォーマンスに満足感を得るとともに、継続が必要と語った。サポーターやメディアからのバッシングについて「新聞は見ないんだ」とかわしたポグバだったが、初ゴールでひとまず肩の荷が下りそうだ。

 同局はポグバをマン・オブ・ザ・マッチに選出。ボールタッチ数115回、パス数99本の内65本がレスター陣内で通したもの。枠内シュート2本、キーパス3本はいずれもこのゲームで最多というデータも紹介されている。

 ルーニー外しという指揮官の英断でリーグ戦の連敗を2で止めたユナイテッド。次代を担うポグバが爆発の兆しを見せるなか、背番号10を背負う大黒柱はこのまま定位置を失ってしまうのだろうか。次節以降の起用法に注目だ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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