「ノールーニー、ノープロブレム」 英メディアが“主将外し”でレスターに完勝のマンUを高評価

前半だけで4ゴールを叩き込んだユナイテッド 主将は大勢が決した後半38分からプレー

 マンチェスター・ユナイテッドは24日、プレミアリーグ第6節でレスター・シティと対戦。本拠地オールド・トラッフォードで昨季のディフェンディングチャンピオンを4−1と一蹴した。

 公式戦3連敗を喫するなど低調だったユナイテッドは、この試合でジョゼ・モウリーニョ監督が不振の主将FWウェイン・ルーニーを先発から外す大ナタを振るった。英公共放送「BBC」は「ルーニーがいなくても問題なし」、「最高のポグバの片鱗を見た」とキャプテン不在のチームに高評価を下した。

 ユナイテッドは前半で勝負を決めてみせた。前半22分にDFダレイ・ブリントのコーナーキック(CK)から、ルーニーに代わってキャプテンマークを巻いたDFクリス・スモーリングが先制ゴールを決めると、MFフアン・マタ、FWマーカス・ラッシュフォードが立て続けにネットを揺らした。さらに、フットボール史上最高額の8900万ポンド(約116億円)で獲得したフランス代表MFポール・ポグバが移籍後初ゴール。後半に1点を返されるも、ユナイテッドが4−1でリーグ戦3試合ぶりの白星を手にした。

 ベンチスタートとなったルーニーは、後半38分にラッシュフォードと交代してピッチに立ったが、すでに大勢は決していた。普段はルーニーがキッカーを務めるCKだが、この日はブリントがキッカーを務め、そこから3ゴールが生まれている。また、マタやラッシュフォードも攻撃陣をけん引し、「BBC」は「ノールーニー、ノープロブレム」とルーニー不在でも問題はないと試合を総括している。

 

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