「すごくあの人に怒られて…」 前田大然、現役引退の“恩人”へ感謝「僕はここまで来れていない」と成長実感
松本時代に共闘したDF田中隼磨へドーハの地から思いを語る
元日本代表DF田中隼磨の今シーズン限りでの現役引退が発表された。プロ1年目を松本山雅FCで過ごし、田中ともチームメイトだった日本代表FW前田大然(セルティック)が、ドーハの地で思いを語った。
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Jリーグ通算569試合に出場した田中とは、プロ入りした2016年からともにプレー。前田は翌年に1シーズン、水戸ホーリーホックへレンタル移籍し、その後再び松本へ帰還したなか、ある変化を感じ取ったという。
「僕のプロ1年目、すごくあの人に怒られて、本当に『サッカーをやりたくない』みたいになって、2年目でレンタル移籍をして3年目に(松本に)帰ってきたんです。帰ってきたら怒られなくなって、すごく認めてもらえたんだなと感じました。それこそ、あの人がいなければ、僕はここまで来れていない。あの人だけではないが、そういう人たちがいるので、そのためにも、この大きな舞台で活躍をしているところを見せたい」
そして、「プロに入って最初の壁だったので、W杯で活躍して報いたい」と、田中をはじめ、自身の成長に関与してきた人々への恩返しに、世界最高峰の大会であるW杯での活躍を誓った。
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