日本代表DF吉田麻也、親善試合ドイツ×オマーンに見たW杯初戦への“ヒント” 「誰を使うか定まっていない」
19日にオンライン会見に出席
日本代表がカナダ代表と対戦した現地時間11月17日、日本がカタール・ワールドカップ(W杯)の初戦で対戦するドイツ代表は、オマーン代表と国際親善試合を行っていた。この試合を見たという日本代表DF吉田麻也(シャルケ)が、その印象について語っている。
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ドイツは大会前にFWティモ・ヴェルナー(ライプツィヒ)が負傷。1トップの選手起用が注目されたなかで、オマーン戦ではドイツ1部ドルトムントFWユスファ・ムココが起用された。今シーズンからドルトムントの地元ライバルであるシャルケに所属する吉田は、リーグ戦でもムココと対戦済み。第7節のドルトムント戦(1-0)では、ムココにマークを外されて、ヘディングで決勝点を決められた。
オマーン戦では、途中出場したドイツ1部ブレーメンのFWニクラス・フュルクルクが決勝点を決めた。そのフュルクルクについて、吉田は「ブレーメンの選手には、僕ら(シャルケ)も失点していますが、体も強いし、フィニッシュは、ほとんどワンタッチだと思う。ボックスのなかでの勝負になるかなと思います」と、警戒心を高めた。
そして、チームの印象について「センターフォワードに怪我人が出て、誰を使うか定まっていない。決めかねているのかなと見ていて思いました。同時に(トーマス・)ミュラーら怪我人も何人か出ていて、オマーン戦はスタメンで出る選手とそうじゃない選手を混ぜてきたと思ったので、オマーン戦がこうだったからこうではないが、ある程度はこうなるかなという感じでくるんだろうなと、『こうかもしれない』『ああかもしれない』という妄想はしています」と、イメージを膨らませていることを明かしている。
欧州でのプレー期間も長く、W杯で戦った経験も豊富な吉田。再びキャプテンとして臨むW杯で、どのようにチームをまとめ上げ、大会初戦を迎えることになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)