「2ゴールは自分にとって重要だった」 呪縛を解き放った岡崎が明かした“点取り屋”としての意地

チェルシー戦で今季初ゴール後、クラブ公式インタビューに応じる

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司が、20日のリーグカップ3回戦のチェルシー戦で今季初ゴールを含む2得点で先発起用に答えた。その後チームは逆転され、延長戦の末に2-4で敗れている。試合後、クラブオフィシャルTV「LCFC TV」のインタビューに応じた岡崎は、“ストライカー”への強いこだわりを語った。

 本拠地キングパワー・スタジアムでの強豪チェルシー戦に先発出場した岡崎は、前半17分にFWアーメド・ムサの右クロスに合わせようとゴール前に走り込んだ。ボールはわずかに逸れたが、スペイン代表DFセサル・アスピリクエタはクリアしきれず、DFダビド・ルイスやDFギャリー・ケイヒルがお見合いをしている隙を突いて岡崎が頭で押し込んだ。

 同34分にはウェールズ代表MFアンディ・キングのパスからルイスのプレッシャーをものともせず、右足で地面に叩きつけるジャンピングボレーで追加点を奪う。2得点ともライン際でネットを揺らす前にアスピリクエタに掻き出されたが、ボールはラインを完全に越えていた。

 それでもレスターはリードを守れずに2-2の同点で終盤を迎えると、後半終了間際にDFマルチン・ヴァシレフスキが一発退場。延長戦に突入するとMFセスク・ファブレガスに立て続けに2ゴールを決められて2-4で逆転負け。リーグカップは3回戦で敗退となった。

 

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