「まずはやってみよう」 町田がインターンシップに力を入れる訳、現場体験がもたらす成長の場

町田インターン管理責任者の岡田氏は「ぜひチャレンジを」と呼びかける【写真:(C) FCMZ】
町田インターン管理責任者の岡田氏は「ぜひチャレンジを」と呼びかける【写真:(C) FCMZ】

一歩踏み出して「やりたい」を具現化へ

――眞道さんは来春から別のJクラブで働くということで、チャレンジしてみたい業務はありますか?

眞道「私はグッズ担当になる予定です。ゼルビアでは運営・広報部で業務に携わらせていただいていたなかで、これまでとはまったく違う分野になりますが、やりたいと思っていることを何か『形』にできるのはきっとやりがいがあるはずです。グッズは買った時の思い出、その試合の思い出が一緒によみがえってくることが多いので、イベントとグッズを上手く掛け合わせていけるようにしていきたいです」

岡田「眞道さんは自信を持って送り出せるインターン生の1人。新天地でも楽しんでやってほしいです。大きな海原を目の前に、いろいろ悩むこともあると思いますけど、ゼルビアでやってきたことを発揮すれば、十分にできるはずです。インターンの期間、眞道さんには自分に自信を持つことの重要性を伝えてきました。リーダーとしての経験も積んで、今の眞道さんだったら絶対に大丈夫です」

町田インターン管理責任者の岡田氏(右)は新たなスタートを切る眞道さんへエール【写真:(C) FCMZ】
町田インターン管理責任者の岡田氏(右)は新たなスタートを切る眞道さんへエール【写真:(C) FCMZ】

――サッカー界、プロスポーツ業界のインターンシップに興味を持っている方に向けて、メッセージをお願いします。

岡田「スポーツ業界に興味を持っている人たちには、『まずはやってみないか』と声をかけたいです。頭の中ではやりたいと思っても、二の足を踏んでしまう人は少なからずいます。挑戦したからと言って全てが報われるわけではないですけど、一歩を踏み出さない限り、状況に変化は起こりません。ぜひ興味を持っている方がいればチャレンジしてほしいですし、ゼルビアではそういう方を求めています」

眞道「プロスポーツチームで働きたいと思っている方はたくさんいる反面、一歩踏み出せない方、どうアプローチしたいいのか分からない方も少なくないのが現状です。ゼルビアは学生にとって魅力的な環境で、公式SNSでインターン募集を発信したり、インターン生のツイッターでも業務内容を発信していて、一歩を踏み出すための情報があるのではないかと思います。まずはやってみることが大切だと思いますし、本当にやりたければ、私のように一度落ちてしまっても、またチャレンジする勇気を持って応募してみてほしいです」

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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