G大阪FW鈴木武蔵を待ち受けたベルギーでのいばらの道「衝撃を受けた」 異国の地で必死にもがいて得た収穫とは?

2度目の海外挑戦は「今は特に何も考えていない」 新たな武器を身につけJで奮闘

「クリアボール頑張って拾う、という形ばっかりだったので、そういったところの強さだったり身体の使い方だったりというのは日本にいた時よりも良くなったと思う。難しい時期もあったし人間としても、選手としても成長を感じられた。苦しい時期があったからこそ必ず上手くいく時期もあると思うので自分の成長のための準備段階、そういった経験があったから得られたものがあったので、行って良かったなと思う」

 海外経験があったからこそ、今G大阪での新たな「挑戦」に向かうことができた。日本代表入りもした鈴木にとって、再び海外に向かう道はあるのか。

「今は特に何も考えていない。チャンスがあったらいいけど、年齢も考えたらそんなに簡単じゃない。今は必死にガンバで活躍したい」

 ベルギーでは精神的に大きな成長を遂げ、課題に向き合うことで新たな強みも得た。舞い戻ったJリーグの舞台では今シーズンも残り2試合。チームはもう負けられない状況にある。鈴木のキャリアでも大きなターニングポイントになるだろう。今こそ、海外での経験を糧にG大阪をゴールで助ける時だ。

[プロフィール]
鈴木武蔵(すずき・むさし)/1994年生まれ、群馬県太田市出身。地元の名門・桐生第一高校在学中に全国高校サッカー選手権に出場。ベスト8進出に貢献し、卒業後アルビレックス新潟に入団した。水戸ホーリーホック、松本山雅FCを経て18年にV・ファーレン長崎へ完全移籍。翌19年に北海道コンサドーレ札幌へ加入し、ルヴァンカップでは大会7得点でチームを準優勝へ牽引した。20年夏にベルギー1部ベールスホットへ移籍し、10番を付けて26試合6ゴール挙げた。2シーズンプレーした後、今夏にガンバ大阪へ加入した。年代別代表でも活躍し、16年にはリオ五輪メンバーに追加招集。19年にはA代表に初招集され、E-1選手権中国戦で初ゴールをマークした。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

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