“強者”のバルサは何処へ? CLで2年連続のグループ敗退…スペイン紙辛辣評価「プライドを保てなかった」
グループ5試合でわずか1勝、3位決定でELへ回ることに
過去5度の優勝経験を持つスペインの雄は爪痕を残すことすらできないまま大会を後にすることになった。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージの第5節が現地時間10月26日に行われ、スペイン1部FCバルセロナはドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに0-3で敗れ、グループ3位でUEFAヨーロッパリーグ(EL)に回ることが決まった。
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同日のインテル対ヴィクトリア・プルゼニ戦でインテルが4-0で勝利したため、バイエルンとインテルの決勝トーナメント進出、そしてバルセロナのEL行きが決定していたなかで迎えた一戦。ホームで意地を見せたいバルセロナだったが、立ち上がり早々の前半10分にFWサディオ・マネのゴールで先制を許してしまう。
同31分にはFWエリック・マキシム・シュポ=モティングに追加点を奪われて劣勢のバルセロナはバイエルン相手に決定機すら作れない防戦一方の展開に。後半アディショナルタイムにダメ押しの3点目を被弾し、0-3と完敗。90分を通じて枠内シュートを1本も放つことができなかった。バルセロナのCLグループステージ敗退はこれで2年連続となった。
バルセロナ贔屓で知られる地元紙「スポルト」は「プライドを保つことさえできなかった」「シュートすら打てない」と本拠地カンプ・ノウでなす術なく敗れたチームに辛辣な評価だ。スペイン大手紙「マルカ」も、バルサはプライドを懸けて試合に臨んだものの「バイエルンには歯が立たなかった」とドイツ王者との力の差は歴然だったと報じた。
5試合でわずか1勝。バイエルンとインテルとともに3強争いと目されていたこのグループステージだが、終わってみればバルセロナはライバルたちから大きく見劣りする結果に終わった。これにはスペインメディアも厳しい目を向けざるを得なかったようだ。