レアル、ついに今季初黒星 今季無敗途切れるも…アンチェロッティ監督「痛みを伴うものではない」と楽観視

レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督【写真:ロイター】
レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督【写真:ロイター】

CLライプツィヒ戦で2-3敗戦、序盤のセットプレー2失点が響く

 スペイン1部レアル・マドリードは10月25日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループF第5節のRBライプツィヒ(ドイツ)戦に2-3で敗れ、今シーズンの公式戦初黒星を喫した。レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、試合後に敗戦について語った。スペイン紙「マルカ」が報じている。

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 今季、公式戦14勝2分のレアルは、すでに前節のうちにCLベスト16進出を決めていた。そのなかで迎えたライプツィヒ戦、序盤にセットプレーから2失点を喫し、その後、FWヴィニシウス・ジュニオールが1点を返したものの、ライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーに3点目のゴールを許す。レアルはブラジル代表FWロドリゴが自ら得たPKを決め、1点差に詰め寄ったが反撃もここまでとなった。

 アンチェロッティ監督は、「私たちは、2つのセットプレーから失点をして、相手の望むようなダイナミックな試合展開になった。彼らはカウンターアタックに長けている。カギとなったのは、あの2つのセットプレーだった。私は怒っていない。もちろん敗戦には、落胆させられる。だが、この敗戦は私たちにとってそれほど痛みを伴うものではない。私たちには次のチャンスがある。ここまで素晴らしかったクラブを、批判することはできない」と、コメントした。

 チームが戦う姿勢を欠いていたわけではないと分析したイタリア人監督は、「敗戦はいずれ来るものだった。もちろん常に痛みを伴うものだが、ほかよりも小さい。私たちには、まだ首位になるチャンスがある」と語り、さらに「時に、私たちは10連勝するよりも、1つの敗戦から多くのことを学ぶ場合もある。それは起こることだ。我々はやりたいプレーができなかった。低い位置にブロックを置いたほうが良かったが、試合は違う方向で進んだ」と分析するとともに、この敗戦がチームをより強くする可能性を指摘した。

 今シーズン初黒星を喫したレアルだが、アンチェロッティ監督の言葉どおり、この敗戦の影響なく、さらに強さを見せられるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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