まるで“バレーボール”? ウェストハムDFのハンド疑惑に賛否、海外メディア反応「ファンは困惑している」

ウェストハムの先制点シーンに賛否の声が【写真:ロイター】
ウェストハムの先制点シーンに賛否の声が【写真:ロイター】

ボーンマス戦の先制点に直結するDFケーラーのプレーに注目

 イングランド1部ウェストハムは現地時間10月24日、プレミアリーグ第13節ボーンマス戦で2-0と勝利した。しかし、先制点のシーンで直前にハンドの反則の疑いもあり、海外メディアもその賛否の声を伝えている。

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 試合はウェストハムが主導権を握り、前半45分にDFクル・ズマがセットプレーから押し込んで先制した。試合終了間際にはペナルティーエリア内でクロスが相手の腕にボールが当たり、ウェストハムがペナルティーキック(PK)を獲得。これをFWサイード・ベンラーマが冷静に沈めて、2-0でウェストハムが勝利した。

 注目が集まったのは、前半の先制点の場面だ。右のコーナーキック(CK)のチャンスで、最初に反応したDFティロ・ケーラーが身体の前で組んだ両腕あたりでボールに触れ、その後相手のクリアが短くなり、MFトマーシュ・ソーチェクがゴール前に送ったところをズマが触ってゴールインした。

 英メディア「スポーツ・バイブル」では、「ボールを“バレーボール”していたにもかかわらずゴールが成立してしまい、ファンは困惑している」と見出しを打って紹介。「ウェストハムはボーンマス戦で、クル・ズマがハーフタイム直前にヘディングでゴールを決め、物議を醸した」とし、「CKからケーラーがボールをハンドリングした。ボールは何度か跳ね返され、最後はゴールネットを揺らしたが、ボーンマスがすぐにアピールした」と状況を説明した。

 さらに「VARはこのゴールを確認したが、反則はなかったとし、ネット上のファンの不満が爆発した」とSNS上のファンの意見を紹介。「今まで見た中で最も明確なハンド」「ケーラーはバレーボールをしていた」「現在はゴールにながらない限りハンドボールが許されている」とさまざまな声が上がっているようだ。

 一方で同記事では、イギリスのテレビ番組「マンデーナイトフットボール」に出演した元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、「あれはゴールだと思う。審判が出したものに従うよ」と話したコメントも紹介。番組で司会を務めるデビッド・ジョーンズ氏も「もしハンドボールがすぐにゴールにつながっていれば、それは認められなかっただろう」と説明を加えたと報じている。

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